あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今年8月より始まる来シーズン(08/09年)からはついに、アイゼナハとマイニンゲンの劇場が合併してしまいます。残念ながらアイゼナハ歌劇場として独自の公演、コンサートは今年6月で最後になります。
合併反対に署名してくださった3000名近い方々、公演のたびに遠く日本からわざわざ駆けつけてくださり、いつも盛り立ててくださる皆様には、この場をお借りしてお礼申し上げます。
マイニンゲン歌劇場はその昔ハンス・フォン・ビューロー、R・シュトラウス、マックス・レーガーらの薫陶を受け、当時ヨーローッパ随一と言われたマイニンゲン管弦楽団を擁し、なかでもブラームスは自作、交響曲4番の初演の指揮もしています。アイゼナハ歌劇場はマイニンゲン歌劇場よりは小ぶりな劇場なのですがR・シュトラウス自身が「死と変容」「ブルレスケ」などの作品を初演したところとしても知られています。
最後まで由緒ある歴史と伝統に恥じない演奏、公演をしていきたいと思います。
SL“Weihnachtsmarkt-Express”
2008年1月1日 阪 哲朗
ヘルシェル駅通過!
夜、アイゼナハ駅へ到着
切り離してネグラヘ帰るSL
DR(東独)時代からの客車だけが佇む